体にやさしいお料理は、野菜が命です
マクロビオティックを一言でいうと、「自然体で生きるための食事法」です。
その食事法の共通の特徴として、以下のことがあげられます。
主食をなるべく玄米や雑穀にし、副食はなるべく野菜をいただく。
穀物や野菜を無駄なく、なるべく丸ごといただく。
なるべく近隣の土地のもの、旬のものをいただく
カリウムやナトリウムをバランスよくいただく。
様々な分派が存在するといわれていますが、おおむね以上のことが原則とされています。
その他大切にされていることに
「有機農産物や自然農法による食品をいただく」
「砂糖は使用しない」
「出汁は主に昆布や椎茸を使用する」
「肉類、卵、乳製品は避ける」
「白身魚や少量の小魚は食べて良い」
などがあります。
食事療法というよりも、むしろ思想になるのかもしれません。
マクロビによって体の安定があることにより、心にも安定感が生まれると私は思っています。
たとえば、「陰陽調和」を理解することにより、重病も敵だとは思わなくなります。
「陰」があるから「陽」がある、「太陽があるから月がある」「天があるから地がある」「男がいるから女がいる」。
これらには善悪はなく、2つで1つ、または1つのものの裏表として考えられます。
このように、すべては陰と陽のバランスにより成り立っているのです。
ですから、健康なことが善であり、病気が悪ではないのです。
病気になったことを憎み、取り除こうとじたばたしているのは、病気を「悪」ととらえている状態です。
「物事を善悪でとらえるのではなく、陰陽でとらえる」ことにより、健康な状態が中庸、病気の状態が陰だということが見え、病気の状態は単に、体のバランスが崩れているだけなんだ、ということに気づきます。
そして、バランスをとるために陽を得ようという考えが生まれます。
このようにして、病気を治すためのヒントを冷静に見つけることができるのです。
マクロビのお手当て法の基本、「陰には陽の手当てを、陽には陰の手当てを」というのは、このことをさしています。